焚き付け【HowTo薪ストーブ】
冬の朝。
薪ストーブに火を入れる作業がおじさんの日課。
ここで躓くと、家族が起きてくるまでの数時間をぬくぬくとすごせるか、しくじらせてしまった焚き付けに凍えながら何度も点火作業を繰り返すかが分かれ道。
ま、もう数十年薪ストーブに火を入れてきたおじさんにしてみれば、失敗することってのはほとんどないわけで。
着火剤はそれぞれの家でいろんなスタイルがあるようで、いろんな工夫がされているけれど、おじさん家では「油をしみこませたおがくず」か「乾燥させた松ぼっくり」の2つ。
前者は勿論簡単に着火するけれど、あなどることなかれ、松ぼっくりもびっくりするぐらいに火の付きがいい。
アウトドアしてる人なら常識ともいえる松ぼっくりをつかった着火なわけだけどもね。
笠が開いたヤツを夏のうちに拾い集めて乾燥させておくわけ。
格子状に重ねた焚き木の下に何個か置いてそこに火をつける。
松はもともと油脂分が多い木だからね。簡単に火がついて強力な火力が得られる。
そういえば、子供のイベントでバーベキューした時、着火剤を買い忘れた時に、その辺におっこちている松ぼっくりを使ってコンロに火を起こしたとき、ちょっとした人気者になれたことがあったっけな…笑
火を入れる時にする失敗としては、はじめの炎がしっかりつかず、薪に火が移らずにくすぶってしまうこと。
着火剤がしっかりと炎をあげてくれればそういう失敗も回避できる。
おがくずは夏に薪をカットする際に出たものを集めて寄せておいて、焚き付け用にスチールの缶に移したら灯油をしみこませればできあがり。
細かなものよりは粗目な方が火の付きがいい。
どちらの着火剤も、失敗はほとんどない材料だね。
松ぼっくりは、子供と一緒に遊びに出かけた時に拾い集めれば簡単に集まるし。
我が家ではレジャーとしても楽しめる作業として定着している。
今年も家の裏にある小屋の一角には、大量の松ぼっくりが集まっているよ。
~おまけ~
アウトドアでは、出来合いの着火剤もいろいろあるけれどもね。
松ぼっくりも一度お試しあれ。