ボロボロに剥がれ落ちてるんじゃない?
「国技」と言われているスポーツを取りまとめる「協会」という組織の「威信」というメッキが、あるトラブルをきっかけにしてボロボロ剥がれているというニュースを年末辺りからよく目にしてきた。
今日(1月4日)も、ある節目になるような決議がされたようで、これもまたネットを大賑わいさせているようだね。
記者会見をするたびに、その組織の上層部に位置付けられているらしい人たちが発する言葉を聞いても、日頃から「品格」「礼節」と言い続けている組織でこの程度か…と思ってしまう虚しさ。
特にそういった「品格」や「礼節」ってのを重んじている業界だと思っていたから、今回の一連の騒動?で猛烈に幻滅してるところ。
お花の偉い先生だとか、検事の偉い肩書を持っていた人だとか、横綱っていう階級で活躍した人だとか…
もっと、そういう人たちは「社会通念上の常識」ってのをしっかりと携えているんだろうなって思っていたけどね…
ザンネンながら、すべてがすべてそういう人たちばかりってわけではなかったようだね。
個人的な利益や恨みつらみが大事な決議や議論に露骨に影響するような組織ってのも…
自分が所属する組織がそうじゃなかったてのをホントありがたいと思う。
個人的にはその競技にはほとんど興味も関心もないし、取りまとめる組織がどうなろうと知ったこっちゃないんだけども、何ていうのかな…力を持ってしまった人たちの理不尽な言いがかり?が、あんまりにも「理不尽」なもんだから、呆れかえるほどくだらないんだけど笑うこともできないっていうね…
一連のスキャンダルの中で印象的だったのは、それぞれの立場でのいろんなコメント。
「何気ない暴力」ってのが、この業界では今でも「当たり前」なんだなぁって…数年前に、この「何気ない暴力」のせいで若い命が絶たれる事件が起こってて、業界全体で最も重きを置いて取り組むべき問題としていたような気がするんだけどね…
「もっと速やかに報告をしていればこれほど大きな事件にならなかった」とか…それって、(おおごとになる前にもみ消してしまうから大きくならなかった)の言いかえ?
ケガをするほどの暴力トラブルを真っ先に報告(通報)する先として、「警察」ってのは選択としては間違ってる?
自分が知っている限りでは、地元の飲み屋で同じように流血するほどのトラブルが起こると、真っ先に連絡するのは職場の上司ではなくて警察なんだけどな…
必要なところへの報告をしなかったり、上司からの電話に出ないなどといった「著しく礼節を欠いていた」っていうのも…たしか記憶が確かならば、警察に被害届を出したあとにしっかりと報告もされていたような気が…警察からの確認の連絡もあったとか聞いてるけどね…
一緒に飲んでいた同僚たちは、「上司」への報告はなかったんだろうか?
その業界のトップに君臨する肩書を持った人が何人もいたはずが、誰一人として報告をしていなかったということに対しては「礼節を欠いていた」には該当しないんだろうか。
ぶっちゃけ、少し意固地になってトラブルの当事者からのアプローチを拒絶している感じはあって、「大人げないのかな」って感じることもあったんだけどもね。
他にもワイドショーが飛びつきそうなどす黒い「スキャンダル」もいろいろと絡んでいるような噂も聞くし、そういうことすべてが詳らかにされてしまえば、この業界も組織も致命的なダメージを負ってしまう可能性もあるんだろうね。
ま、個人的にはどうでもいい話。
いずれ「正義は必ず勝つ」っていうゴールにたどり着いてくれることを願っている。
どうなるかなぁ…
~おまけ~
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