桂歌丸師匠の勇退報道後の笑点視聴率、今期最高を記録
歌丸師匠は「持ってる男」?
4月30日に“笑点を勇退”の報道がされ、初めての放送となった5月1日。
笑点の視聴率は今年最高となる20.4%を記録したそうです。
最近は、人気俳優やアイドルをキャスティングして、鳴り物入りで放送されたドラマでさえ、10%前半を行ったり来たりしているテレビの視聴率。
常に安定した視聴率を持っている番組とはいえ、ここで20%という驚異的な数字を叩き出せるのは、歌丸師匠の人徳なんでしょうね。
歌丸卒業 笑点今年最高20.4%(2016年5月2日(月)掲載) - Yahoo!ニュース
突然の発表を受けて騒然となった収録会場
番組のエンディングの場面で、歌丸師匠が司会の降板の話題に触れると会場は一時騒然となったそうです。
…そうですよね。体調不良などのニュースを見たり聴いたりしていても、歌丸師匠の降板っていうのは、誰も考えたくなかったし、もっと見ていたいっていうのが率直なところでしょうから。
それでも、番組内で使用した小道具を使って最後はきっちりと笑いでオチをつけて会場を締めてくれるあたりが、さすが歌丸師匠。
メンバー揃っての会見で…
白布のかかったテーブルに歌丸師匠が座り、その後ろに笑点メンバー全員が並んでの会見の席、勇退に至った経緯や理由についてを自らの言葉で丁寧に説明された歌丸師匠。
メンバー全員が胸中を告白する中、おじさんが一番胸を打たれたのは、やっぱり、圓楽師匠の言葉ですかね…
『男の引き際ってこういうもんかなって強く思いました…』
途中言葉に詰まりかけながらも、番組ではあれだけ憎まれ口を叩いたり、ネタにしながら絡んでいた歌丸師匠に対する敬愛の想いが伝わってくる姿に、おじさんも思わず胸が熱くなってしまったりして…
「これからも僕を叱ってください」歌丸の勇退に円楽が涙、笑点50周年会見
笑点が国民に愛され続けた理由もわかったような気もしました
お互いが敬いあいながら、それぞれの役割とキャラクターをしっかりと務め切る。
信頼関係があってこその阿吽の呼吸とでもいえばいんでしょうかね。
この会見で改めて、そういうメンバーの絆の強さのようなものが見えました。
〜おまけ〜
粋な生き様を学んでみたいです