もうお腹いっぱい!
宮迫博之をはじめとする芸人が、
会社を通さずに営業活動をして、
源泉されていないお金をギャラとしてもらい、
しめしめと思っていたんだろうけれど、
後になって依頼した団体が反社会組織といわれるヤバいところで、
思わず「ギャラはもらってません」と嘘をついたのはいいけれど、
その嘘がばれてしまい、
写真週刊誌の追撃を恐れて「やっぱりもらっていました」と白状して、
会社から謹慎処分を受けたのが面白くなくて、
「本当はちゃんと謝りたかったのに、
それをさせてくれなかった会社はブラック」と逆切れして、
同じ会社に所属する同僚たちも巻き込んで大きな騒ぎになっている、
一連のスキャンダル。
毎日のようにワイドショーはそれぞれ「都合よく」コメントなんかを切り取っては騒ぎ立て、報道番組までが一緒になって騒いでいる。
個人的には正直興味ないことだから、「勝手にやって」って思うんだけど、テレビを見てもネットでも、猫も杓子もこのことで振り回されているだね…
「下らん!」
そもそも、はじめに100万円もの大金を受け取っていながら「ギャラなんてもらっていない」と嘘をついたのは誰だ。
一緒に出演していた芸人仲間にも口裏を合わせるようにしたのだ誰だ。
お前だよ~!!
会社がどうのと今頃になっていってるけれど、一応、おじさんも会社組織の中では中間管理職的な立場で仕事しているもんで、一言言わせてもらえば…
会社は一番はじめに当事者が放った「ギャラはもらっていない」「反社会組織とは知らなかった」という言葉を信じてその後の処理対応を進めていくのは当たり前のことだし…
それがあとになって嘘が次々と暴かれていき、立場が追い込まれてから「やっぱりもらっていました」って言われたところで、「そんなの今更じゃ。お前が初めに言った言葉を信じて方々への対応に動いたのに、今更どの顔で「嘘で~す」って言えるんじゃ」ってなるのは当然のことだと思う。
会社としても「確認しましたが本人はやっていないと申しておりますので、その言葉を信じております」って言った手前、「静観する」という立場をとらざるを得ないのは当然のことだと思う。
もちろん、会社としての初動の確認の仕方が甘かったとか、会社を通さずに営業をしなければならない状況が生じた体制とかいうのが背景としてあったのも事実だろう。
ギャラが安いとか高いとかいうことについても、所属している芸人が賛否両方の立場からいろんなコメントを出しているようだね。
それにしたって…
時系列でみていくと、会社側の対応はさほど不自然ではないと思うんだよね…
一つ一つの対応の在り方としては「そりゃないよ」って思っちゃうような不適切なものもあるし、記者会見に慣れていない素人がしどろもどろになりながら質問への回答をしている姿を見れば、話し慣れしている芸人と比較するのもかわいそうな気もする。
そういうのを全部ひっくるめてまとめると…
あの芸人は「反社会勢力からの依頼であったこと」や「ギャラとして支払われるお金のやばさ」を認識していたんじゃないのか?という疑念は、おじさんの中では払拭されることなく、逆にますます大きなものになっていってるんだな…。
ネット上でも誰かが言ってるけど「会社の体質」についての不満や改善を求める声と、「やってはいけないことをしたヤツに対する処分」への反応については、しっかりと別々にしてみていく必要があると思うよ。
「事実をしっかりと確認をする」
そのために
「事態を静観する」
ってのは、大事なことだと思うけどね。
当事者がうまく論点をすり替えるためのシナリオをこさえて、
世間もまんまとそれに乗っかって流されて、
「しめしめ」って思っているんだろうけれどもね。
おそらくおじさんだけじゃなく、少なくない人たちが、「これっておかしいべ!」って感じているんじゃないかなぁ。
詳しい経過を知らないままに、ツラツラと書いちゃったから、事実誤認しているところもあるかもしれないけれど、この問題の一番の始まりがなんだったのかをもう一度見返してみようと思う。
それにしても…
なんで世間はこんなに大騒ぎしているんだ?