節分=恵方巻き? まだしっくりきていないおじさん的思考回路
いつから全国区のイベントになったのかよく覚えていないけれど、おじさんの生息地界隈でも「節分に恵方巻きを食べる」っていうのがまるで昔からあった習わしのように定着しつつある。
もともとは関西の方の伝統行事だったというような話を聞いたことあったような…
地域限定の伝統行事がボーダーレスになっちゃうのは、現代的な流れなのかもしれないけれど…まだしっくりきていない自分がいる。
おじさんの地元では「なまはげ」っていう昔ながらの行事があるけど、全国どこへ行っても大晦日や小正月になまはげが出没するようになっちゃったら、個人的には興ざめしちゃうかなぁ…
何て言うか、そういう行事って地域限定だからこそありがたみがあるっていうか…
だから、「恵方巻」についても、特定地域で昔からある行事として守っていった方が断然おじさんの中ではありがたみが違っているわけで…
それが今や…
ペット用の恵方巻きなんかもあるみたいだし…
もうわけわからん!
(これ犬用だって…すごいよね…)
節分の恵方巻きについては、コンビニやデパートなんかの販促戦略にまんまと乗せられて、「私ん家でも食べなきゃ!」って浮足立ってる感じだよね。
まるでそれが節分の日の国民の義務であるかのような雰囲気さえ街中に広がりだす異様さ。
まぁ、太巻きなんて、そうそう食べる機会ってあるもんでもないし、景気の底上げに貢献していると思えば我慢してもいいのかなっても思ってる。
そういえば…
恵方巻といえば
毎年のように話題に「作りすぎて売れ残る」ってのが問題になって、先だっても「今年はどうするのか?」みたいなことがニュースになっていたっけな。
恵方巻きに限ったことじゃないけれど、作りゃいいってんで、べらぼうに作って、余ったら廃棄すりゃいいか…みたいな考えが気に入らないんだよね。
せっかくの伝統行事のトレースも台無しじゃん。
そもそも、こういう問題がニュースになっちゃうあたり、国民性も変わってきたんだろうなぁって感じる瞬間だね。
良いか悪いかの判断をするものではないと思うけど、おじさんたちが幼いころに美徳とされていた感覚は少しずつ変わってきていることを実感するニュースでもあったりするよね。
個人的には、もう少し地に足をつけて、季節の節目をじっくりと楽しめるような日にしたいと思ったりするんだけどね~。
はてさて…
今年の節分はどんな感じに盛り上がるのかな~。
~おまけ~
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おじさんにとっての節分はこっちの方が馴染みあるかなぁ…