根絶?共存?ヒアリの日本侵食のニュースに思ったこと
もともと、日本には生息をしていなかったけれど、何かしらの理由で日本に入ってきて、定着している外来種っていろいろある。
おじさんの生息地界隈では、近くの沼にブラックバスが繁殖して、生態系が崩れてしまい、ヘラブナや鯉、ザリガニなんかを見なくなったなんていうことよく耳にするし。
去年あたり知ったんだけど、道端や田んぼの畦に夏になるとびっしりと花をつけてて「きれいだなぁ」って思っていた背の高いたんぽぽも実は外来種で、日本固有の種がどんどん追いやられているんだとか。繁殖力が強いから、ものすごい勢いで勢力を広げて在来種がどんどん減っているらしいからね。
だけど、当たり前のように世界中の人が行き来できる時代になって、こういう外来種の侵略を防ぐなんてことできるんだろうか?って思ってしまう。
最近、日本各地でヒアリが見つかって大騒ぎになっている。
横浜ではアスファルトの割れ目から蛹や幼虫も見つかったようで、本格的な繁殖のおそれや定着の可能性も出て切るんだとか。
ヒアリは攻撃性が強く、刺されると線香を押し付けられたような強い痛みを感じるような毒も持っているとか、体質によってはアナフィラキシーショックで死亡するリスクもあって、1000人に1人は死の危険があるとか言われているけど…
スズメバチに刺されてアナフィラキシーショックに陥る確率が約2%だったはずだから、確率だけでみれば…「毒性が強い」っていう理由だけで騒ぐのはちょっと違うんじゃないかと思う。
外来種が入ってくることで、もともとの生態系が崩れてしまって、その結果としてどういうことが起きるのかっていうこともしっかりと情報として伝えないといけないと思うよ。
それから…
そういえば、面白い記事を見つけた。
日本から世界中へ広がっている悪玉外来生物だってあるってことだもんね。
それこそ、日本からだって世界中にいろんなものや人が行ったり来たりするわけだから、外来種が入ってくるだけで、出ていくものはないってはずがない。
すごく興味がひかれた記事だったけど、考えさせれる記事でもあったなぁ。
〜おまけ〜
ヒアリは見つけても、すぐに駆除するとだめなんだってね。
巣がどこにあるか見つけて根絶するために、行動を確認するのが大事なんだとか。
自治体や環境省へ通報してってさっきのニュースでやってたよ。
まぁ、おじさんが環境省へ連絡できるかどうかはわからないけどさ…笑