今週だば、死んたげこえがったなあ…
突然ですが…
思うところあり、しばらく方言(訛り)で日記を書いてみようと思いまして…
裏日本、北東北の某地域の方言になります。
スピードラーニングよろしく、センテンス毎に訳文もつけておきます。
興味があったら、是非使ってみてください。
太字はアクセントになります。
では…
TITLE【今週は、ものすごく疲れたなぁ…】
やっとが、土曜日なった。
このんじゅ、女川さ行ってきたごどもあってが、まんず、こえしてこえして、なんもかんもねがったじゃ。
(ようやく、土曜日になった。
この前、女川に行ってきたこともあって、とにかく、疲れちゃって浸かれちゃって、どうしようもなかったね。)
ちょしこえ新人のごんぼもきがねばねがったししゃ、しがづがらの異動の内示も聞かへらいだし。
(扱いにくい新人さんの愚痴も聞かなければならなかったしさ、4月からの異動の内示も聞かせられたしね。)
おえの上司はべづさいぐど。
んだっために、ほがの部署の上司がかぢょう兼務なるども、おえさも、補佐しょぐつけらいで、忙しぐなるんたな。
(私の上司は別に行くんだって。
だから、他の部署の上司が課長兼務になるんだけれど、私にも、補佐職をつけられて、忙しくなるようだね。)
ぬぎぐなったど思ったら、きんにゃまだいぢんぢゆぎ降ってだし、はえぐ、春ならねもんだべが。
(暖かくなってきたと思ったら、昨日はまた一日雪が降っていたし、早く、春にならないかなぁ。)
~・~・~・~・とりあえずこんな感じです~・~・~・
よく、秘密のケンミンSHOWなんかで、同じ県の人がインタビューされているのを見ると「※☆△▽×なんだべ…」みたいなテロップがつくけど、地元の人たちにしてみれば「ちゃんと言ってるのにね…」みたいな感じですよね。
故郷を離れて頑張っている人たちは、みんな標準語使いになっちゃってるんだろうけど、田舎に帰ってきたときを思い出してもらいながら、「この地方の方言を知っている人たち」には、懐かしく感じてもらえれば…
ちなみに、田臥勇太さんの名言にも出てくる方言だったりしますよ。
何回も○○弁で叱られ、何回も英語でも怒鳴られ、そのうちの何回かは理解できなかったけれど、何回も小さいから無理だと言われ、何回も大男が落ちてきて怪我をし、何日も眠れない夜を過ごし、何回も人の言う事に耳をふさぎ、何回も逃げ出そうと思った。けれど、何万回もパスをし、何万キロもドリブルして、何万回も相手をフェイクし、何万回も速攻を出し、何万本もシュートを打って、何十足もバッシュを履きつぶし、僕はアメリカのコートに立った。でも、僕の旅は終わりじゃない。これは始まり。(田臥勇太)
さてさて、理解してもらえましたかね?
佐々木希さんはもっと南の方、加藤夏希さんはもっともっと南の方、同郷ですが、方言はまるで別モノです。
基本的な活用方法や、主要言語は同じだったり、似ていたりはしますけどね。
おじさんの生息地はどちらかというと、吉幾三さんの出身地とも被っている言語帯になっているので、「らっせーらー」的な方言ともちゃんぽんされている不思議な方言を使いこなすのです。
しばらく、このスタイルで頑張りますので、よろしくお願いします…
☆この記事で出てきた主な方言について解説してみますね☆
【しんたげ】
「とっても」「ものすごく」という意味です。「死ぬほど」という言葉ですからわかりやすいですかね。
【このんじゅ】
「このところ」「最近」という意味です。
【まんず】
「とにかく」という意味です。
「まんずこえがった(とにかく疲れた)」「まんずおっかねがった(とにかく怖かった)」というような使い方ですね。
【こえ】
「疲れた」という意味です。
【ごんぼ】
「だだをこねる」という意味です。
もう少し正式な使い方では「ほんぼをほる」が正調方言になりますかね。
【おえ】
「俺」ですね。
【ちょしこえ】
「あつかいにくい」の意味です。
「ちょす(扱う)」と「こえ(疲れる)」の合成語でしょうか。
~おまけ~