介護もロボットの時代?
介護ロボット現場導入で報酬に加算?
政府が、平成30年度の介護報酬改定に、介護職員の負担軽減やサービスの質向上のために介護ロボットを導入した事業所に対して、“加算”として報酬を上積みする方針を明らかにしたそうな…
おじさんにしてみれば「ホントかいな?」って感じも受けるけど、新聞報道で発表されたってことはホントなんでしょうな…
実現に向けてモデル事業も実施し介護職員の仕事の効率化やサービスの質の向上への効果や影響を検証する流れも準備しているんだそうな。
最近、テレビでも重い荷物を持ち上げる際にその動きを補助してくれるような腕と太ももの筋肉の動きをサポートしてくれるロボットを見たけれど、そういう時代になったんだろうなぁ。
ただ、いくら報酬に加算がつけてもらえるといっても、ロボットを導入するために必要とされるコストの問題もあるしね。
月々数万円程度の加算をもらうために、数百万とか数千万とかいう設備投資が必要になるとすれば、それを回収することができるんだろうかとかいろいろ考えちゃうね。
それでなくても、基本報酬が改定のたびに引き下げられているような現状で、事業所だけでなく、利用者に対しても、その負担がのしかかりそうな予感さえするよ…
課税世帯の利用者負担額の引き上げで、かなり大変な目に合っている人もいるようだしさ。
若いころに頑張って働いて、「悠々自適」を夢見ながらお金をこつこつとためた人たちが、理不尽な思いをしているっていうね…
「これなら、何のために働いているのかわからない。真面目に働くのやめて、生活保護のお世話になった方がずっと生活は楽になる…」みたいなことを言う人もおじさんの周りでもいたりするし。
社会保障費を引き上げする前に、もっとできることやしなければならないものっていうのがい~~~ぱいあるような気がするけどね…
議員歳費だって、「そんなに何に使う?」って思っちゃうような額だし、前にどっかの誰かが公約に掲げていた議員定数の削減とか、省庁間での次年度予算の枠を獲得するための当年度の予算を無駄に使い切ろうとする姿勢だとかさ…
なんだかモヤモヤしたものが残るニュースだなぁ…
~おまけ~
日本で老いて死ぬということ―2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか
- 作者: 朝日新聞迫る2025ショック取材班
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/06/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない (幻冬舎新書)
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/05/28
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
何だか切なくなってくるね…