さよなら我が家の日産キューブキュービック
あ~。
何ヶ月もブログほったらかしにしちゃった…
一昨年におじさんが乗っていた車が猛烈なトラブルで廃車となり、奥さんからのお下がりとして使わせてもらっていた日産キューブキュービック。
はじめは「こんなお下がりなんて…」と思ったりもしたけれど、乗ってみたら、思っていた以上に運転しやすくて、普段使いにはちょうど良かった。
去年の11月に車検を取り、今年の春には13年目以降で税金もがっつり高くはなったものの、まだまだ不具合もないし、このサイズで7人乗りってのも気に入ってて、乗り続けていた。
…乗り続けていくつもりだった。
走行距離もすでに18万キロを超えて、消耗部品も何個か交換をし、老体に鞭打つ形で申し訳ないとは思いつつも、子供の部活の遠征や家族でのお出かけにと頑張ってもらっていた。
10月のある日。子供の部活のお迎えで夕方暗くなってから学校の駐車場に向かい、車をバックで駐車場の白線に入れようとした時。
ガルガルガルルルル…と、今まで聞いたことのない音がエンジンルームから聞こえてきた。
ちょうど昇降口から出てきた子供も「お父さん、なんだかやばい音がしてる」と指摘するぐらいにして…
とりあえずその音は一瞬だったので、シフトレバーをしっかり入れていなかったのかな?ぐらいにしか思っていなかったんだけど、子供が車に乗って家に帰ろうとすると、スーっとヘッドライトが暗くなっていき…すぐにパっと復活。
(もしかして、そろそろ限界が近づいてきちゃったかな?)
すぐになじみのGSに向かい、エンジンルームを見てもらった。
「見た目には不具合はありませんが、逆に見えないところに深刻なダメージがあるとすると、やっかいですね」
サラっと怖いことを言ってくれる店員さん…
翌日、購入した車屋でみてもらったら、いろ~んなところにガタが来ていた。
経年劣化の不具合がまとめて一気に来ちゃった感じだって…
愛着があるだけに、未練の量はかなりのものだったけれど、家族やおじさん自身の安全のために、買い替えを決断。
10年以上に及ぶ日産キューブキュービックと一緒の生活に終わりを告げることになった。
この車とはいろ~んな思い出がある。
次男が生まれるっていうんで、奥さんが乗っていた軽自動車の買い替え。
まだ小学校の低学年だった長男と、ベビーシートの次男を一緒に乗せることを前提に、奥さんの実家のお母さんも…
いろいろ見て回った結果が日産キューブキュービックだった。
エマージェンシーとはいえ、7人乗り。
ちょいちょいと便利だった。
次男の成長に合わせる形で乗ってきたから、ほぼ次男のイベントにはキューブキュービックも漏れなく参加帯同。
運動会、学習発表会、雨や雪の日の送り迎え…
そういうこともあってか、次男も「車を買い換える」って話たらけっこうな衝撃を受けていた。
一昨年、おじさんの車が一発廃車となってしまったときに奥さんと一緒に迎えに来てくれたのもこの車。
その後、警察やら消防やらへいろんな手続きのために出かける時も使わせてもらったのもこの車。
他にも、毎年一緒に東日本大震災の復興を家族で見に行ってくれたり、通勤途中でマフラーが腐食していたの知らなくて、信号待ちで接続部がもげて、学生がわんさか渡っている横断歩道の前で爆音を轟かせてみたり…
11月中に廃車手続きは完了していて、無事に車は家族の元から旅立っていったわけだけど。
改めて「今まで本当にありがとうございました。」