今年も非常用備蓄品の更新をしました。
3月に入って、今年も東日本大震災があった11日に向けて我が家でも「振り返り」の時間が増えてきた。
恒例の「防災用具の見直し」と「消費期限が近づいた食料の入れ替え」をした。
今回の食料品の入れ替えでは、「パン」を新たに加えてみた。
こんなヤツ。
ご飯を食べるためには、箸と器が必要になる。
パンだと開封して手でつまんでそのまま食べられる。
理由はこれ!
女房に言われた
「ご飯だと、それだけで食べられないじゃん」って。
サランラップを食器に巻いて、食べたあとに簡単に処理できるようなアイディアもあるんだけど、パンだったら食器自体を使わないでも食べることができるでしょって。
なるほどね…
非常用の備蓄品はなるべくコンパクトにしたいっていうのがあるから、そういう点でも非常食にパンというのはいろいろと理にかなった食料ってことになるのかな。
お米の非常食もバラエティに富んだ内容のものが増えてきているようだし、ここは好みの問題になるのかなぁ。
洗い物が出ないっていうのは、災害時には大きなアドバンテージになるのは確かかな。
今は、お米のご飯も、封を開けたらそのままスプーンで食べられるようになっているのもあるようだけれどさ。
我が家の非常食には、まだこういうレトルトパウチの食料はないので、次回までに調達しようってことにした。
極限状態でも、美味しい食事が取れるっていうのはすごく大事なことだと思う。
頑張ろう」って気持ちになれそうな気がするね。
実際、東日本大震災の時は、おじさんが住んでいる地域でさえ、食料が不足して、味気ない食事に心が折れそうになったことがあるし…
そういえば、非常食にパンがあると、スープに浸せば簡単に離乳食やお年寄り用の食事もこしらえることができるって話も聞いたことがある。
東日本大震災の時は、おじさんはそういうところまで考えつかなかったけど、壮絶な経験をした人たちの極限での工夫が、どんどん蓄積されて、いろんな知恵になっていってるんだなぁって実感する。
保存食としてのパンだってそうだろうし、食器を極力使わなくてもいいようなパッケージもそう。
あんな悲惨な震災はできればもう二度と経験はしたくない。
だけど、絶対ないとは言い切れない。
我が家では、毎年こうやって非常用の備蓄品を更新する作業をしながら、あの日のことを風化させないように家族で話をするきっかけをつくっている。
更新した食品も晩ごはんの食卓にあがって、みなで美味しく食べさせてもらった。
そういえば…
「飲むおにぎり」ってのが出たらしいね。
まだどこで手に入るのかわからないけど、すごく興味がある。
個人的には「これはおにぎりを名乗ってもいいのか?」って思ったりもするんだけど…(笑)
あじはしっかりとおにぎりしてるようだから「おにぎり」なのかな…(笑)
消費期限が長いんだったら、次の備蓄品の更新の際に候補に入れて見ようかなあ。
~おまけ~
パンとお米どっちもあれば、きっと非常時でもどうにかなる!