おじさんのはじめて チョ~気持ちよかった。
今もオヤジバンドのドラマーとして細々と活動中のおじさん。
学生の頃から数えてバンド活動は30年近くなるんだけど、この前のライブで、一曲だけ、初めてボーカルを取らせてもらったんだ。
いつもは、ステージの一番後ろに陣取ってドラム叩いているわけで、見える景色がまるで違うことへの戸惑いもあったけど…
バラードチックなアンプラグドの曲でね、ドラムセットから立ち上がってステージの前まで歩いていったら、会場はざわめくよね。そりゃ当然だ(笑)
「あいつなにしてんだ?」みたいな。
で、アコースティックギターが短めのイントロを奏で始め、続いておじさんが歌い出したら、「おぉ!」って小さなっ歓声が上がった(笑)
まぁ、そんな柄じゃなかったし、「まさか」って感じだったんだろうね。
それにしても、なにせ初めてのことだったから、緊張して口の中が粘つくくらいに乾燥しちゃって、歌い出しのワンフレーズも声が上擦ってしまったけど…
すぐ目の前の席で一緒に体を揺らしながら口ずさんでくれてる女の人とか、目があったら親指を立てて目くばせしてくれた男の人とか、同じステージの上でも、ドラムセットに座ってる時には見えなかったものがいーっぱいあった。
これはこれでチョー気持ちがいい!!
ま、某イベントの余興みたいなもんで、この後もおじさんがステージで歌を披露する機会は限りなくゼロだから、あの日おじさんの歌声を聞いてくれた人たちは、とても貴重な体験をしたことになるのかな…あはは
「思っていたよりもハイトーンが伸びるんですね。」
「お顔だけ見ると、もっとハスキーで酒でつぶれたような声していると思っていました。」
みな、おじさんの声の質は意外だったらしく、本人も引いちゃうぐらいに反応があった(笑)
ま、今宵限りだから、あとは都市伝説として語り継いでください…(笑)
~おまけ~
ドラマーさんが歌うといえば、おじさん世代で真っ先に思い浮かぶのはこの人たちかな?
カラフルな髪の毛と、シモンズのエレドラがとっても衝撃だったのを覚えているなぁ。