オイルヒーターで失敗した。
寒くなってきたけど薪ストーブにはまだ早いかな?
そんな今の時期。
知り合いが「つかわないから。」とオイルヒーターを譲ってくれた。
なんでも、風がでないので埃が舞い上がらず、灯油も使ってないので空気はきれい。とにかく静か。壁際や窓の前に置けば、輻射熱で部屋全体が暖まる…
外箱にはそんなことが書いてあった。
輻射熱であっためるなら、原理は薪ストーブと同じか…
…期待していたんだ。
結果からいうと…
ガッカリだった。
製品の周りは確かにほんのりと暖かい。
でも、おじさんが知ってる輻射熱の恩恵とは違っていた。
暖かさを感じるためには、常に出力は最大にしておかなければならない。
それでも、やっぱり「ほんのり」…。
部屋全体を納得するまで暖めるにはかなりの時間を要する。
朝起きてきて、すぐに部屋を暖めたい時には向かないかな。
譲ってくれた人が「1カ月くらいしか使ってないからまだ新しいよ。もう使わないから持って行って。」と言ってたその言葉の意味をようやく理解した。
コスパも微妙かな…
出力最大で、一時間あたり電気代は30円程度だって…
どれどれ…灯油が18リッターで約2000円弱として、1日8時間稼働しても十日は持つ。
一時間30円で、8時間、10日だと…
しっかり割高だし…
このヒーターは、もう少し気候が寒くない地域の方がいいのかもしれないな。
朝晩の冷え込みが強くて、一気に部屋を暖めたい時は戦力として見てあげることができないもの。
本来の性能を発揮できずに、ダメ扱いされるのは不本意だろうし。
その辺、使う側もリサーチはしておくべきだった。