ねご
突然ですが…
思うところあり、しばらく方言(訛り)で日記を書いてみようと思いまして…
裏日本、北東北の某地域の方言になります。
スピードラーニングよろしく、センテンス毎に訳文もつけておきます。 興味があったら、是非使ってみてください。
太字はアクセントです。
TITLE【猫】
数年前オラえさ引っ越してきたネゴ。
(数年前に我が家に引っ越してきた猫。)
あんたげネゴすぎでねがったオヤんジが、今だばさどメンコ。
(あんなに猫が苦手だった父が今じゃメロメロ…)
おえだば、いぎもの何でもかんでもすぎだっために、犬でもネゴでも、みんなめんけぇど思うどもしゃ。
んだども、いぎなりひっかがれだと思ったら、膝の上さ乗ってきて寝らいだりすれば、どんもされねだげ、めんけど思ってしまうものな。
(私は、生き物がみんな好きだから、犬でも猫でも、みんなかわいいと思うんだけれどもね。
だけど、いきなり引っかかれたと思ったら、すぐに膝の上に乗っかってきて寝ちゃったりすれば、どうしようもないぐらいに、かわいいと思っちゃうもんね。)
ネゴのくしぇに、そどさもなんもででいがねして、いぇさばりいるんてがに、太ってどんもさえねだげおぼでぐなってしゃ。
あがぁずも、ノソノソどねごでねぇみでんたし。
(猫のくせに、外にも全然出て行かなくて、家にばっかりいるから、太ってどうしようもないぐらいに重くなっちゃってね。
歩くのも、ノソノソと猫じゃないみたいだし。)
んだども、めんけしてめんけして、どんもさいねぇものな。
(だけど、可愛くて可愛くて、どうしようもないものね。)
10歳こえでるがら、年だげ見れば、ばっしゅなってるども、なんとが、なげぐいぎでほしもんだ。
(10歳を超えてるから、年齢だけ見れば、おばあさんになってるけれども、どうか、長生きしてほしいですね)
☆この記事で出てきた主な方言について解説してみますね☆
【めんけぇ】
「可愛い」の意
「このわらし、しんたげめんけぇな(この子供、とってもかわいいね)」というように使います。
【んだども】
「だけど」butの意味ですね。
【あぐ】
「歩く」の“る”が抜けちゃった表現?
北東北の方言にはよくある「略しちゃったよ」てき活用法でしょうか…
【ばっしゅ】
バスケットシューズではありませんよ。
「おばあさん」的に使われます。これは、この地域限定な表現方法ですかね?
ちなみに、お母さん(女房)のことを「かっしゅ」と使うことがあるそうですが、こちらには明確な理由付けがあるようで、「家主(かしゅ)」が訛って「かっしゅ」になったんだとか?
ま、根拠が明確ではないので、断言できないんですけどね…www
この理由付けが正しければ「婆主」と書いて「ばっしゅ」ですかね。
~おまけ~
おじさんが「同郷かもよ~っ」て言っても、速攻で「私とは違う」って否定されそうだ…www
彼女が時々話す方言って、たまらなく可愛く感じちゃうね。