3月11日が終わろうとしています
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時計はちょうど20時を指している。
…6年前の3月11日のこの時間、おじさんが何をしていたかを思い出していた。
停電して真っ暗になった職場の事務所で、倒れた書類を片付けていた。
どうにか調達することができたディーゼル発電機に軽油を入れていた。
ポリタンクを何個も購入して、給水タンクのバルブ開いて水を汲んでいた。
発電機が動いてくれて、電源を確保し、つないだテレビに映っている悲惨な被害の映像に凍り付いていた。
思い出したくないけれど、忘れちゃいけないあの日。
今日は一日、何事もなく終わろうとしている。
これがどれだけ幸せなことなのかってことを、いつの間にか忘れそうになってしまい、毎年、3月11日に猛省させられるんだ。
復興が進んだとはいえ、まだ、いろんな理由で故郷を離れざるを得ない人たちがいる。
故郷に近づくことさえ許されない人たちもいる。
今、おじさんがこうして「平凡」な毎日を過ごすことができているという幸せを、もっと大切にしていかなきゃいけないな…
今年もそんなことを思った。
~おまけ~
いざというときの備え。ちゃんと使えるようになってますか?
おじさんは毎年この日に更新しています。