大手キャリア解約手続き~その2~電話するなら19時半以降がオススメ??
足を運んだショップで気分悪い思いをしてしまったおじさんは、プンプンする気持ちを抑えることができないまま、「絶対に解約してやる!」と意気込んでいたのでした。
ただ、家の用事やら仕事の都合やらで、すぐに電話をすることができず、結局その日は帰宅したのが19時過ぎ。
なんとしても、その日のうちに予約番号を出してもらいたかったので、キャリアのMNP専用番号に電話をしたのが19時30分すぎ。
自動音声で目的を確認されたあと、すぐにオペレーターさんにつながった。
出たのはやさしげな声の男性。
声の質や話し方だけで判断すると、おじさんと同じ年のころぐらいの方なのかな?
「…あの、MNPしたいので予約番号がほしいんですが…」
「そうですか。今回のMNPは何か具体的な理由などはございましたか?」
「…う~ん」
おじさんが返事に詰まっていると
「やはり、月々の料金が高いといったことが理由でしょうか?」
とその方は聞いてきたんだ。
「…それもありますね。」
「そうでしたか…私どもも、できる限りの努力はしているのですが、こればかりは…大変申し訳ありません。」
(アレ?なんだか、聞いていたのとちょっと違う展開?)
ネットなんかで調べていたところでは、もっと引き止めのためのやりとりがあったり、つっけんどんな事務的対応をされたりというエピソードも目にしていたんだけど…
「お客様が現在ご使用の機種はアンドロイドでしょうかiPhoneでしょうか」
「あ、iPhoneですけど…」
「iPhone5をご使用の場合、連絡先が機種変更の際にうまく移行されないトラブルもあるようですので、1~2分ほどお時間をいただくことができれば、その手続きについてもご説明させていただきたいのですがよろしいでしょうか。」
「はい…お願いします。」
そこからは説明を聞きながら、住所録をバックアップする手続きと作業をしたんだけどね。
で、その作業が終わったところで
「予約番号の発行も完了いたしましたので、お伝えいたします。」
という流れ。
全部あわせても10分かかったかな?ぐらいで完了。
「この後も、お客様のご期待にこたえられるサービスの充実に努めてまいりますので、また、ご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします」
「丁寧な対応ありがとうございます。」
なんだか、晴れやかな気持ちで電話を終えることができたんだ…笑
暗証番号が必要だとか、ねちねちと引止めのやりとりがあるとか、そういうのも聞いていたから心の準備していたけど、ほんと拍子抜けするぐらいあっさりと終わった。
後日、シムフリースマホの乗り換えのために、知り合いのショップに行ったとき、この話をしたら「珍しいですね。でも、時間的に専用のオペさんたちが退勤したあとで、その電話に出て対応したのがある程度管理職クラスの偉い人だったんじゃないですか?」なんていう話を聞かされて、おじさんすごく納得した。
オペさんの対応マニュアルに「私どもも努力はしているのですが…」なんていうやりとりがついているとは思えないもんね。
おじさんが言ったお店には、前に大手キャリアのショップに勤めていたっていう店員さんがいてね、「ホント、レアなケースだと思いますよ。MNPは一般社員が退勤したあとの時間帯を狙って電話すればいいのかもしれませんね~」って笑っていた。
ま、結果的にa社の系列ショップに直接足を運んで気分を悪くしていたおじさんだったけど、最後にはホッコリとした気持ちでお別れを済ませることができたとさ…
めでたしめでたし…笑