ツキノワグマの胃袋から人体の一部が…
衝撃のニュース
秋田県の鹿角市で連続して発生した山菜(タケノコ)取りの最中にクマに襲われたとみられる事件(事故?)で、現場で駆除されたクマの胃袋から人体の一部が発見されたというニュース…
これ何気に衝撃のニュースだったね…
おじさんも北東北の田舎に住んでいるし、鹿角市のタケノコがよく取れるという山にも数年前に行ったことがあるんだよね。
ツキノワグマの生態は…
そもそもツキノワグマは雑食ではあるけれど、その8〜9割は草食でブナの根や山菜などを食べているらしく、残りの1割の“肉食部分”も、蜂や蟻などの昆虫がほとんどだと言われているんだって…
ツキノワグマの生態と被害防止対策 | あきた森づくり活動サポートセンター
(参考です)
それがどうして人を襲ったり、食べてしまったりしたんだろう…
子熊と一緒にいると、近寄ってくる人から守るために攻撃的になったりするというのはよく聴く話だし、人への被害は筋力が発達してて固く鋭い爪を持つ前足で叩かれたり引っ掻かれたりすることでの裂傷がほとんどっていうのもよく知っている。
毎年熊による被害はニュースになってる地域だしね。
おじさんの生息している地域でもツキノワグマは出没するけれど、それでも「食べられた」っていうニュースは聞いたことがない…
熊を狂わせてしまったものは…
一度人の味を覚えてしまうと、熊は、人を「恐いもの」としてではなく、「美味しい餌」として認識してしまうとか…
最近見たテレビでは、人の血の味に興奮するなんていうのもあったような…
普段粗食のツキノワグマがいきなり栄養価たっぷりの動物性蛋白質を口にしてしまうんだから…見境がなくなってしまうのもわからないでもない…
おまけに、自らのテリトリーにそっちから入ってきてくれるんだもんね…
タケノコを収穫して生業にしている人たちにしてみれば、「大きな被害」になるんだろうけどさ、熊の立場で言えば「俺達だって被害者だよな」ってところなのかな…
遺族の方には大変申し訳無いけれど、これだけ騒ぎになっている事件。
やっぱり、当分の間近づかないとかいうようなことも必要だったのかもしれないな…
どちらの立場でも痛ましい事故というしかないのかな…
地元の長老が言ってた
「一度人の味を知ってしまった熊には、ラジオも鈴も“ここに餌があるよ”って教えているようなもの。日頃の熊よけも何の意味をなさなくなる」ってさ。
元来気が小さくて人が恐いはずのツキノワグマ。
それを狂わせてしまうほどに影響を及ぼしている人間の存在…
山の幸は、人間だけじゃなく、熊にとっても山に生きる動物たちにとっても、大切な食料。
共存していくための知恵や配慮っていうのを置き去りにしてしまった人間の驕りが起こしてしまった事故なのかなぁ…
…ごめんなさい。
ちょっと個人的な主観が入りすぎて、読む人によっては不快な気分にさせちゃったかもしれません。
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ないよりはマシ…
やっぱり山に入るときは用心に越したことはないですよね。